動物占いには無い感覚!動物占術

太宰治



■永遠のベストセラー作家!太宰治さんを占ってみた。

来月の今日……つまり6月13日は「桜桃忌」です。
サクランボ(桜桃)を好み、「桜桃」というタイトルの作品も書いている太宰治さんの命日なのです。

というわけで、今回は誰もが知っている「走れメロス」や「人間失格」の作者である小説家・太宰治さんを動物占術で占ってみました。

1909年6月19日生まれの太宰先生。
ちなみに、とある出版社の年間売り上げを見てみると、現在でも夏目漱石先生の「こころ」と並んで太宰先生の「人間失格」がトップになるそうです。永遠のベストセラー作家であるといえるでしょう。

さて、そんな太宰先生……。結果は、どのようなものになるのでしょうか?

■つかみどころのない空想系ペガサス

太宰治さんの占い結果は、『つかみどころのない空想系ペガサス』でした。

『つかみどころのない空想系ペガサス』は、
「会うたびに印象の変わる変幻自在なキャラクターの持ち主」という人で、「気難しそうに見えるときがあったり、優しく親切心を見せる日があったり、奇抜なアイディアで夢を語る顔を見せたり」という特徴を持っています。「つかみどころのなさが特徴であり、人を引き付けてやまない魅力になっています」という人なのです。

確かに、「太宰治の小説は暗い」と思っている人は多いと思いますが、実際に読んでみると明るい作品、笑える作品、感動的な作品……実にいろんな作品があることがわかります。

「走れメロス」は底抜けに明るいですし、故郷の津軽地方を旅行したときのことをまとめた「津軽」では、自分を「ダメなやつだ」と言いながらも人生に希望をもってひたむきに生きている太宰先生の姿が描かれています。「おとぎ草紙」や「ろまん燈籠」などはコメディ色にあふれた楽しい作品です。

と、このように、まさしく「変幻自在」「いろんな顔を見せる」――というのが、太宰さん。
そしてそれが「人を引き付けてやまない魅力」を生んでいるのです。

■繊細すぎたんですね、太宰先生……。

『つかみどころのない空想系ペガサス』は、「おおらかで細かいことは気にしません」という性格ですが、「それでいて、礼儀を大切にしたりとあらゆることに二面性を孕んでいます」という人。

「礼儀を大切に」したかどうかは微妙っぽいですが、二面性を持っていたことは確かです。
「人間失格」で自己を徹底的に卑下しながらも、自分は「選ばれた者」だという誇りも持っていた人でした。

また、『つかみどころのない空想系ペガサス』の特徴には、「心理戦にも強く、人の心を読みながら対応するのが特技」というのもあります。

「人間失格」では、自分が人にどう見えるかということを気にし、人の心を敏感に読みとってしまうがゆえにどんどん追いつめられていってしまう主人公の姿が、ほとんど太宰先生の実体験も交えて描かれていきます。
ある時点までは「人の心を読みながら対応」することに成功しているのですが、やがてそれが上手にできなくなっていく、そんな悲劇が描かれました。
そしてそれは、太宰先生自身の悲劇にもつながっていったのです。
「人の心を読む」という力があまりに強すぎた、繊細すぎた人だったのですね……。

少し早いですが、合掌。
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